本誌は、満鉄ライブラリアン間の情報交換誌であると同時に、満州における読書文化の発展に貢献することを自らの使命とした。その誌面は、満州の文化人に発言・寄稿の場を広く提供し、満州の出版界・読書界・図書館界の動向はもとより、随筆・書評・・読書論・古本趣味・図書紹介等極めて多彩で、一読、興の尽きることがない。その幻の全容を、全身誌まで辿って復刻する。(解題・西原和海)
■日本植民地文化運動資料4
満洲讀書同好会編
推薦 矢口進也(出版ジャーナリスト)・紀田順一郎(評論家)・香内三郎(東京経済大学教授)・小黒浩司(土浦短期大学専任講師)・大谷武男(旧大連図書館司書)
体裁 復刻版・B5判、上製クロス装