日本統治期台湾文学日本人作家作品集　全5巻・別巻１

植民地台湾文学、近代文学の空白をうめる初の本格的作品集。西川満、濱田隼雄、坂口○子、中山侑、川合三良の代表作を編集復刻。別巻では内地作家(１２名)が台湾を描いた作品を収録した。台湾文学研究に必読の基本資料である。
中嶋利郎・河原功編〈新装版〉
推薦　下村作次郎(天理大学教授)・・全貌をあらわしはじめた台湾文学
　　　　藤井省三(東京大学教授)・・多様な言説を紡ぎだす台湾文学
　　　　松永正義(一橋大学教授)・・中島さん、河原さんのお仕事に感謝
〈本書の構成〉
第１巻　[西川満Ⅰ]　中嶋利郎編　480頁
第２巻　[西川満Ⅱ]　中島俊博編　514頁
第３巻　[濱田隼雄Ⅰ]　河原功編　488頁
第４巻　[濱田隼雄Ⅱ]　河原功編　510頁
第５巻　[坂口䙥子・中山侑・川合三良]　中嶋利郎編　624頁
第６巻　[内地作家・・宇野浩二・佐藤春夫・伊藤永之介・中村地平・真杉静枝・田村泰次　郎・北原白秋・大鹿卓・野上弥生子・窪川(佐多)稲子・羽仁文雄・広津和郎]
体裁　編集復刻版・四六判・上製クロス装